
こんにちは平山です。最近は頭式呼吸70%に到達できた感があります。この70%は頭式呼吸の目標基準で、だいぶ苦しくなく歌える状態です。
歌うことが苦痛ではなくなってきました。
呼吸のイメージ
人間の呼吸をイメージで伝えます。100本のストローを束ねて下さい。その100個の穴のあいた断面が顔ですよ。私は100本中、まだ30本のストローの途中が詰まっている状態なのです。
そう 、頭式呼吸は呼吸機能を改善させることが目的です。 改善できた分余裕が生まれ「歌は上手く」なります。これは当然のことなのです。
昔は歌えなかった
若いころ私はボイストレーニング教室で腹式呼吸を習ってしまった為、歌えなくなってしまいました。今になって分かったのは、腹式呼吸はオペラの呼吸でした…。 ポップスの呼吸法には関係のないことだった。
その影響で私の呼吸のストローは詰まっていき、最後には睡眠時無呼吸症候群の重度な患者にまでなっていましたね。
一般のボイストレーナーの指導を真に受けると「歌えなく」なりますよ。それは今だから分かること…、だけどプロ志望だったころの若い私には…見抜けませんでした。
私はポップスのプロだったから
元Sony Musicの音楽プロデューサーの私は、引退間際に気づいてしまったのです。ポップスの場合は、ボイストレーニングを「受けていない人の方が歌が上手い」ことに。
デビューしていくアーティスト達は「生まれつき歌が上手い人」でした。リップロールとかミックスボイスなんて知らないで歌っていますよ。
だから現役当時はこう思っていました。ボイストレーニング業界ってグレーだよな…、と。
だけどある日気づいてしまったのです。あれ?ボイストレーニングってクラシックの人が多く教えてるけど…、もしかするとオペラの発声方法を指導しているのかも?
そうかボイストレーニングの正体は声楽に違いない!それじゃーポップスが歌えるようにはなる訳がない、不可能だよ!グレーからブラックへ。
ジャンルが違う
「発声のプロとか」言うけどそれってトリックじゃない。正しくはオペラの発声のプロと言って欲しいものです。
だけどさらに言えばそれも嘘!本当のクラシックのプロはジャンルの違うポップスに口を出してはこないから。
クラシックの世界でプロになれなかった中途半端な方が、ポップスの世界で「有ること無いこと」言いふらしてるだけ!
ポップスには「発声法」がなかったから、それを利用して「あたかもポップスの発声です」かのようにね。
こうしてポップスなのに、オペラの発声方法(デマ)を広めてしまったのが、一般ボイストレーニング業界です。
だから結果が出ていません。
あなたは「腹式呼吸のお陰でポップスがこんなに歌えるようになった」と喜んでいる人に会ったことがありますか?
詰まった30本のストロー分を改善できれば
ポップスのボイストレーニングの開発は、前人未踏の研究でした。だけど終わってしまえば「なるほどね」なのです。
「鼻づまり」の自覚のない人へ一言。
あなたは「喉づまり」ですよ。
一般ボイストレーニングを信じていると危険ですよ!