
はじめに
こんにちは!つくば校の講師・武宮健です。
「継続は力なり」と言いますが、正しいボイトレはそれほど継続せずとも、歌の上達を確信できます。今日はそんなお話をいたします。
歌が下手な原因は「共鳴の位置」
歌が下手といっても色々ありますよね。
- 音域がせまい
- 声が揺れる
- 声量がない
- 声がこもる
- すぐに声が枯れる
- 音程が合わない
- 音程が合っているのかもわからない
- なんとなく下手に聞こえる
- 声の調子がいい日・悪い日の差が激しい
- 歌が上手いとよく言われるわりにモテない
ボイトレKissでは、生徒さんのこのような悩みを抜本的に改善していきます。(最後のひとつについては要相談です。)
歌が下手な人の悩みの原因は、ほとんどが「共鳴の位置」によるトラブルです。
例えば、高い声が出にくく、枯れやすいという人は、共鳴の位置がずっと口の高さにある場合がほとんどです。(いわゆる喉声。)
不安定に揺れる声の原因は、共鳴の位置が上下にぐらぐら揺れてしまうことにあります。(腹式呼吸を頑張るだけでは解決できません。)
共鳴の位置は実感できる
だから、やるべきことは共鳴の位置を鼻の高さでしっかり安定させること。高い音も低い音も、鼻の高さで出す。この意識をベースにレッスンは進んでいきます。
レッスンや自宅での練習を通して、生徒さん自身が共鳴の位置を実感できます。
それも、レッスンのかなり初期の段階で「あ、今落ちました」と自己申告できるくらいになります。
だから安心して成長できる
共鳴が落ちた瞬間、それに自分で気づくことができる。
そうなるまでには、遅くても3か月くらいだと武宮は感じています。
そして、共鳴の位置が安定してきた頃には、皆さん口をそろえて「高い声が出やすくなった!」とおっしゃいます。
共鳴の位置をコントロールできるようになっていく中で、出来なかったことが出来るようになる喜びをしっかりと味わいながらレッスンは進んでいくのです。
結び
まずは「共鳴の位置」を実感し、コントロールできるようになりましょう。
成長が実感できれば、必ずモチベーションも続きます。
新型コロナウイルスの対策として、オンラインレッスンも充実してきていますので、これを機にボイストレーニングを始めてみてはいかがでしょうか?
以上、武宮健でした。令和ボイトレもよろしく。

大宮校よりメッセージ
KISSはPops・ROCKのための新しいボイストレーニングです。
これまでの腹式呼吸(ベルカント唱法)を基礎とするボイストレーニングとは異なります。
これまでのボイストレーニング業界は資格というものがなく、『歌に自信がある』『歌を学んだことがある』人であれば誰でもトレーナーとして指導ができてしまうのが現状です。
しかし、歌にはジャンルがあります。どんなプロであっても、そのジャンルを越えて他のジャンルを指導することはできません。
つまり、たとえ音大を卒業しどれだけ音楽に精通していようと、Popsを学んだ経験がないのであればPopsを指導することはできないはずなのです。
ですが、ボイストレーニングはこれまでジャンルを越えた指導が続けられた結果、その内容が無責任にも拡散してしまい、ボイトレ難民とも言える方が増えています。
“自分が習いたいもの”と”習っているもの”のギャップに苦しんでいる方がたくさんいるのです。
「安い」が良いのではありません。
クラシックを習いたいのなら、声楽の教室へ。
Popsを習いたいのなら、Popsのボイトレへ。
そうやって「自分が学びたいもの学べる業界へ」とボイストレーニング業界は変わるべきです。その一歩として、KISSのトレーニングは生まれました。
まだまだ小さな教室ですが、歌が大好きなすべての人のために、KISSの理念を応援いただければと思います。よろしくお願いいたします。